5. 顕微鏡の周辺装置 accessories
5. 3 計測装置
図5-3 測微接眼レンズ
試料の中の組織や細胞の寸法を計測する場合、大きなサイズであれば簡易的にXYステージのバーニアを使って読取ることができますが、ある程度精密に計測するには、焦点板（図2-5）を組込んだ接眼レンズを使いますが、さらに測定精度を上げるには、測微接眼レンズ（図5-3）も用意されています。
使用する対物レンズによっては、倍率の誤差や歪曲収差など、測定誤差要因が含まれていることもありますので、対物ミクロメータで正確な寸法を校正しておく必要があります。測定顕微鏡では多くの計測用アクセサリーが用意されていますが、ここではその説明は省略します。