顕微鏡の基礎

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2. 微鏡の光学系

2. 4 写真・TX用投影レンズ

対物レンズの像を、写真フィルムやCCD等の撮像デバイスに実像投影するためのレンズで、三眼鏡筒の直筒部分に装着されます。35mmフィルムによる写真撮影の場合は、2.5倍〜5倍程度の投影倍率が一般的でしたが、最近のようにTVカメラやデジタル写真が普及すると、撮像デバイスのサイズが小さいため投影倍率も1倍以下のものが多く使われるようになりました。観察視野と写真フィルム、撮像デバイスの撮影範囲の関係を図2-7に示します。

図2-7 観察視野と撮影範囲