2. 顕微鏡の光学系
2. 2 結像レンズ
1.3で述べた無限遠補正対物レンズでは、結像レンズと組み合わせて像を作ります。対物レンズと結像レンズの間は平行光束(図1-4)であるため、その間の距離を変えても一次像の位置や倍率は変化しませんが、一定の距離を超えると像の周辺が暗くなります。また周辺の像性能が劣化しないためには、結像レンズ単独でも周辺像の収差がよく補正されている必要があります(図2-1, 図6-17参照)。
1.3で述べた無限遠補正対物レンズでは、結像レンズと組み合わせて像を作ります。対物レンズと結像レンズの間は平行光束(図1-4)であるため、その間の距離を変えても一次像の位置や倍率は変化しませんが、一定の距離を超えると像の周辺が暗くなります。また周辺の像性能が劣化しないためには、結像レンズ単独でも周辺像の収差がよく補正されている必要があります(図2-1, 図6-17参照)。